札幌不動産リスティング協会のホームページにアクセス頂きありがとうございます。
私達は、昭和40年11月にロスアンゼルス不動産協会の先駆的手法であった「マルチプルリスティング(共同斡旋)方式」を採用し設立した歴史を持つ組織です。
創立以来、激動の波にも打ち勝ち地道な活動を続け、今日まで着実に発展してまいりました。
これからも、最適なサービスを提供させていただくと共に、コンプライアンスを重視し、皆様から愛される組織を目指して参りますので、今後共一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
お客様のニーズに応えるため、会員企業に対し不動産のスペシャリストとしての教育と研修を毎月実施しております。
札幌近郊優良店をネットワークで結び、強力なチームワークを活かしたデータ収集と、市場に反応したホットで新鮮・正確な不動産情報及び関連情報をお客様にお届けしております。
お客様の「買いたい」「売りたい」「建て替えたい」や「貸したい」「借りたい」「活用したい」等のさまざまな要望にお応えできる「不動産のプロ集団」です。
弁護士・税理士・司法書士・不動産鑑定士・測量士等の専門家を顧問に迎えているほか、各信託銀行・大手不動産企業との定期交流を重ねながらグローバルな立場でお客様をサポートしております。
どうぞ お近くの会員へお気軽にご相談くださいませ。
札幌不動産リスティング協会
会長 酒井 謙次
会長挨拶
私達、札幌不動産リスティング協会は、東海道新幹線開通や東京オリンピック開催により、日本経済が本格的に上昇へと向かう最中でありました、昭和40年1月に9名の有志により創立された協会であります。それから半世紀を経て今年で58年目を迎えております。
当協会は当時まだ日本で全く知られておりませんでした、協会の名前の由来でもあります、アメリカの不動産取引システム『マルチプル・リスティング(共同斡旋方式)』を参考にして設立されました。
設立以降、私達は常に研修や情報交換により切磋琢磨を繰り返し、互いに固い信頼と信用を築き続け、その上でお客様に安心して安全な不動産取引をして頂けるよう努めて参りました。
私達はこの半世紀にわたり、北海道経済や社会の激動の波に取り込まれながらも、常に一致団結し互いの信頼の絆を深めて難局を乗り越えることができました。
現在、会員は30代から70代の幅広い年齢層で構成されております。新しい取り組みにも果敢に挑むチャレンジ精神を持ちながらも、創立以来の良き伝統・文化を全会員で守り続けております。
札幌の不動産業界の中で、私達は59年という長い歴史と、その中で培ってきた信用・信頼をもとに、お客様に安心・安全な不動産取引を提供しつつ、会員が一丸となって不動産業における資質向上、コンプライアンスの確立、等々を増強して社会貢献及び会員間および提携企業との情報交流と取引活性化に努めてまいりたいと思います。
不動産業界のトップランナーとしての自覚を持ちながら、さらに進化していく私達でありたいと全員で前に歩む当協会を今後もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
設立趣意書(要約)
今迄の不動産業者は、宅地建物取引員として要求される最低限の知識、経験を習得することを以て足りたが、今後は不動産業経営合理化のための研究と努力如何が業者の運命を決する時代に入ったとみてよい。
では、一体「合理化」というお題目は、実際に吾々は、どう為すべきか、ということになるが、以下、マルテイブル・リスティング(共同斡旋契約)方式について述べよう。
共同斡旋契約とは、2名以上の不動産業者が、物件情報の交換と売却への協力を目的として結成した組織を通じて行われる斡旋形態であって、遠く1921年にロスアンゼルス不動産協会が生まれ、全米に拡がり現在地域によっては、共同斡旋団体加盟が強制され、凡ての物件を協会の共同斡旋事務局に登録する義務を負わされている。
運営法について述べると、不動産業者は一定時間内に物件情報を共同斡旋事務局へ送付し、事務局は物件情報資料を加盟会員に配布し、会員は物件受付業者と物件売却業者とに分かれ一対一となり、会員相互が処理し手数料の分配については詳細な規定がある。
要するに共同斡旋組織は、手数料を確保しつつ多数会員の協力によって、物件売却の能率化を実現しようとするもので進歩的である。
さて今、私どもがこの共同斡旋システムによるリスティング協会を作った場合のことを考えてみますと、実に素晴らしい効果が考えられます。
協会員は、顧客の信頼を高め、業者の手数料収入を確保し、依頼人と業者、業者相互間の倫理規程を確保し得る。
協会員は、多数会員の支持によるから、売却処理は合理的で、かつ過重な負担がない。
(又取引は売買一対一の姿になる。)
材料の信憑性、取引の態度、経過が見通せるので、経営計画が策定される。
営業経費が激減する。
(不確定な材料で費す諸経費、精神的浪費、引合いの混雑に伴う過重サービス、人件費、事務費等が不要になる。)
営業範囲の拡大、バラエテイに富み、生彩のある営業、系統的・直線的なマーケッテイングが展開される。
依頼者に対する忠告・指導は、公正な立場から権威をもって協会がするので、苦情のあるときは、権威をもてる。
その他については冗説を要しない。帰するところ、紳商グループ或は業界のロータリヤンとして、高次な活動とすることによって、無限の可能性を生じます。
現在、宅造組合、宅建組合があり、斡旋業者では、のれん会等もありますが、このL協会のように“取引活動が凡ての目的であり手段である”という、ハッキリしたものは見当りません。
以上、合理化の一方途について述べましたが、現今の経済状態、業界の先進国としてのアメリカの現状からみても、吾々が着手すべき問題と考えるものであります。
昭和40年1月吉日
札幌不動産リスティング協会
協会のあゆみ(沿革)
西暦 | 主な行事 | |||
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和暦 | 会長 | 副会長 | 専務理事 | 会員数 |
1965年 昭和40年 | 設立総会(9社)、会則・協会章制定 | |||
前田 善三郎 | 宮本 茂樹 | 長南 幸男 | 13 | |
1966年 昭和41年 | 観桜会、歓楓会、慶弔規定制定、会計監査選任、電話帳広告(13社) | |||
前田 善三郎 | 宮本 茂樹 | 長南 幸男 | 16 | |
1967年 昭和42年 | 運営・評価・裁定・物件処理委員会設置 | |||
前田 善三郎 | 宮本 茂樹 | 長南 幸男 | 17 | |
1968年 昭和43年 | 第1回海水浴、番号順電話帳広告 | |||
小林 駒雄 | 金子 正雄 | 長南 幸男 | 14 | |
1969年 昭和44年 | 研修会 | |||
小林 駒雄 | 金子 正雄 | 長南 幸男 | 17 | |
1970年 昭和45年 | 電話広告デザイン改正・研修会 | |||
小林 駒雄 | 金子 正雄 | 長南 幸男 | 17 | |
1971年 昭和46年 | 運営・評価・物件処理・苦情処理委員会設置 | |||
金子 正雄 | 長南 幸男 | 上野 敬治 | 16 | |
1972年 昭和47年 | 観桜会(松前・福島) | |||
金子 正雄 | 長南 幸男 | 跡部 信一 | 15 | |
1973年 昭和48年 | 第1〜3回ボーリング大会、観楓会(道東) | |||
金子 正雄 | 長南 幸男 | 大西 功 | 17 | |
1974年 昭和49年 | 10周年記念事業<旅行(弘前・十和田)>、体力テスト | |||
金子 正雄 | 長南 幸男 | 大西 功 | 19 | |
1975年 昭和50年 | 10周年記念事業<体力テスト、ボーリング大会、記念誌発行祝賀会>、顧問選任 | |||
長南 幸男 | 大西 功 | 藤田 紀郎 | 17 | |
1976年 昭和51年 | 体力テスト、特別礼会 | |||
長南 幸男 | 大西 功 | 藤田 紀郎 | 20 | |
1977年 昭和52年 | 住友・安田・三菱信託銀行と提携 | |||
長南 幸男 | 大西 功 | 藤田 紀郎 | 27 | |
1978年 昭和53年 | 三菱住宅販売提携、各信託不動産展参加 | |||
長南 幸男 | 大西 功 | 藤田 紀郎 | 30 | |
1979年 昭和54年 | 第1期中期計画策定、東洋・中央信託銀行提携、じょうてつ提携 | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 山本 栄一 | 34 | |
1980年 昭和55年 | 15周年記念事業<会旗作成、式典、旅行(北陸)>、第1回信託ゴルフ大会 | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 山本 栄一 | 34 | |
1981年 昭和56年 | 第2期中期計画策定 | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 山本 栄一 | 37 | |
1982年 昭和57年 | 北海道土地提携 | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 山本 栄一 | 39 | |
1983年 昭和58年 | 第3期中期計画策定、第1次調査団派遣(首都圏) | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 小泉 康弘 | 40 | |
1984年 昭和59年 | (株)リスト設立、三井信託銀行提携 | |||
藤田 紀郎 | 松原 政一 | 小泉 康弘 | 42 | |
1985年 昭和60年 | 20周年記念事業<記念誌、式典、旅行(香港)、第2次調査団派遣(首都圏)>大和銀行・三井不動産販売・野村不動産提携 | |||
藤田 紀郎 | 山本 栄一 | 小泉 康弘 | 46 | |
1986年 昭和61年 | 第3次・第4次調査団派遣(首都圏)、東急不動産提携 | |||
藤田 紀郎 | 山本 栄一 | 小泉 康弘 | 52 | |
1987年 昭和62年 | 第1回新年交礼会、第4次中期計画策定、第5次調査団派遣(福岡) | |||
小泉 康弘 | 野水 守 | 小林 修 | 54 | |
1988年 昭和63年 | 第6次調査団派遣(北米東海岸)、日本信販・飛栄不動産販売・日鉄ライフ提携 | |||
小泉 康弘 | 野水 守 | 小林 修 | 55 | |
1989年 平成1年 | 第7次・第8次調査団派遣(近畿圏・首都圏)、広報誌「福徳房」、合宿研修(支笏湖)、住総・三菱地所住宅販売・常磐興産提携 | |||
小泉 康弘 | 上村 忠章 | 広田 聰 | 55 | |
1990年 平成2年 | 25周年記念事業<グループディスカッション、米国視察、会旗入魂式、祝賀会>横浜「昭和会」と懇談会、インターナショナルハウジングフェア視察(幕張)、丸増観光開発提携 | |||
小泉 康弘 | 上村 忠章 | 広田 聰 | 55 | |
1991年 平成3年 | 特別講演会(濱田康行北海道大学経済学部教授)、中道リース・安信住宅販売提携 | |||
小泉 康弘 | 小林 修 | 広田 聰 | 58 | |
1992年 平成4年 | 市政報告(原口伸一札幌市議)、住友不動産住宅販売・エムアールディ北海道提携 | |||
小泉 康弘 | 小林 修 | 広田 聰 | 56 | |
1993年 平成5年 | リストラ委員会設置 | |||
小泉 康弘 | 綿引 栄 | 広田 聰 | 54 | |
1994年 平成6年 | 特別講演(荒井 聰日本新党代表幹事)、札幌リハウス提携 | |||
小泉 康弘 | 綿引 栄 | 広田 聰 | 53 | |
1995年 平成7年 | 30周年記念事業<特別研修(濱田教授)、旅行(伊豆)、式典>賦課金納入基準変更、リスティングネットワーク開設 | |||
綿引 栄 | 石川 英一 | 横田 匡晴 | 52 | |
1996年 平成8年 | 第9次調査団派遣(首都圏)、特別研修(濱田教授、松村 文衛アットホーム社長、瀬川信久北大教授)、住友不動産提携、競売研究会 | |||
綿引 栄 | 石川 英一 | 横田 匡晴 | 50 | |
1997年 平成9年 | 「不動産業リノベーション」報告(インフォメーション委員会)、信託交流会 | |||
綿引 栄 | 石川 英一 | 横田 匡晴 | 47 | |
1998年 平成10年 | 特別研修会(柏木 榮北海道新聞論説主幹)、第1回パークゴルフ大会 | |||
綿引 栄 | 石川 英一 | 堀井 眞吾 | 47 | |
1999年 平成11年 | ビジョン委員会設置・答申、特別研修会(濱田輝男北海道国際航空社長)、スターツ提携 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 堀井 眞吾 | 47 | |
2000年 平成12年 | 35周年記念事業<講演、旅行(沖縄)、記念誌>、会則改定(賦課金制度廃止)、IT委員会設置 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 堀井 眞吾 | 47 | |
2001年 平成13年 | 「月刊不動産流通」特集取材・掲載、第10次調査団派遣(名古屋・神戸・京都)、セミナー例会(山口二郎北海道大学院教授) | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 堀井 眞吾 | 45 | |
2002年 平成14年 | 公式ホームページ開設 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 堀井 眞吾 | 40 | |
2003年 平成15年 | ノートパソコン購入、クリアホルダー製作 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 田村 政義 | 41 | |
2004年 平成16年 | 40周年準備委員会設置 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 田村 政義 | 42 | |
2005年 平成17年 | 40周年事業、九州旅行、記念講演会、講師・北川正恭氏記念グッズ、リスティングファンド開始 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 田村 政義 | 39 | |
2006年 平成18年 | 3分科会設立 | |||
広田 聰 | 石川 英一 | 田村 政義 | 42 | |
2007年 平成19年 | 不動産ノウハウ委員会設立 | |||
細井 正喜 | 堀井 眞吾 | 中川 功 | 42 | |
2008年 平成20年 | セミナー例会(講師:弁護士 馬杉栄一氏「事業再生手法の新展開」) | |||
細井 正喜 | 堀井 眞吾 | 中川 功 | 41 | |
2009年 平成21年 | 45周年事業準備委員会設立、リスティング不動産技術研究会発足 | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 43 | |
2010年 平成22年 | 45周年記念事業<長崎旅行、記念シンポジウム、式典、記念誌> | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 43 | |
2011年 平成23年 | セミナー例会(講師:弁護士 石川和弘氏「瑕疵担保と瑕疵に関する重要事項説明」) | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 43 | |
2012年 平成24年 | セミナー例会(講師:柳本哲也氏「ビジネスで成功する髪型の法則」) | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 43 | |
2013年 平成25年 | セミナー例会(講師:志田真郷氏「不動産マーケテイング志田塾 リスティング編」) | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 47 | |
2014年 平成26年 | 50周年準備委員会設立、セミナー例会(講師:榊田薫「境界トラブル等の対応について」) | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 47 | |
2015年 平成27年 | 50周年記念事業<伊勢・京都旅行、記念講演会(講師 葛西紀明氏)、式典、記念誌> | |||
細井 正喜 | 木村 博洋 | 森 義則 | 51 | |
2016年 平成28年 | ナレッジ塾・親睦観楓会合同企画(夕張市、栗山町等視察) | |||
中川 功 | 網中 雅基 | 酒井 謙次 | 48 | |
2017年 平成29年 | 第11次調査団派遣(首都圏視察)、ナレッジ塾・親睦観楓会合同企画(十勝地方視察) | |||
中川 功 | 網中 雅基 | 酒井 謙次 | 47 | |
2018年 平成30年 | 研修例会(Airbnb Japan(株))・ナレッジ塾・親睦観楓会合同企画(留萌地方視察) | |||
中川 功 | 網中 雅基 | 氏家 美明 | 46 | |
2019年 令和1年 | 55周年準備委員会設立、セミナー例会(講師:弁護士 石川和弘氏「民法改正について」) | |||
中川 功 | 網中 雅基 | 氏家 美明 | 45 | |
2020年 令和2年 | 55周年記念事業<ゴルフコンペ、式典、記念品、記念誌>、リモートによる例会の開催 | |||
堀井 眞吾 | 後藤 勝彦 | 三浦 豪 | 42 | |
2021年 令和3年 | リモート研修例会、リアル研修例会の併用 | |||
堀井 眞吾 | 後藤 勝彦 | 三浦 豪 | 42 | |
2022年 令和4年 | 親睦旅行(名古屋旅行)、交流部会設立(3部会立上げ) | |||
堀井 眞吾 | 網中 雅基 | 三浦 豪 | 41 | |
2023年 令和5年 | 第12次調査団派遣(神戸・大阪)、G70プロジェクト委員会設立 | |||
堀井 眞吾 | 網中 雅基 | 三浦 豪 | 46 | |
2024年 令和5年 | 60周年準備委員会設立 | |||
酒井 謙次 | 三浦 豪 | 山田 恒宏 | 45 | |
和暦 | 会長 | 副会長 | 専務理事 | 会員数 |